更年期の不調は、どこに相談すればいい?婦人科・内科・整形外科・整体の役割
IN SHORT
- 更年期の不調をまとめて相談するなら、婦人科です。かかりつけの内科で相談することもできます。
- 症状によっては、内科、心療内科、整形外科、睡眠外来なども相談先になります。似た症状が出るほかの病気を確かめるためです。
- 胸の痛み、強い息切れ、突然の麻痺や言葉の出にくさなどは、更年期と決めつけず、すぐに救急相談・受診を。
- 整体は、医療機関への相談を優先しながら、身体を休ませるための補助的な選択肢です。
すぐに救急へ:胸の痛みや締めつけ、強い息切れ、冷や汗。急に片側の手足や顔がしびれる・動かしにくい、言葉が出にくい、ろれつが回らない。これまでにない激しい頭痛。このような症状は、更年期と決めつけず、すぐに救急車を呼ぶなど医療機関へ相談してください。
Where to go
症状別、
相談先の目安。
あくまで目安です。迷ったら、まずは婦人科か、かかりつけ医へ。そこから、必要な科を紹介してもらうこともできます。
- ほてり、発汗、月経の変化、更年期の不調をまとめて相談したい
- 婦人科かかりつけ医
- 動悸、だるさ、体重の変化、めまい
- 内科貧血や甲状腺の病気など、似た症状の病気を確かめます。
- 落ち込みや不安が強い、何をしても楽しくない
- 心療内科精神科
- しびれ、腕が上がらない、関節の痛みやこわばり
- 整形外科肩の痛みで迷ったときは、整形外科・整骨院・整体の違いも参考に。
- 大きないびき、呼吸が止まる、日中の強い眠気
- 睡眠外来内科
At the clinic
婦人科では、
何をするの?
初めての受診は、緊張するものです。どんなことをするのか、流れを知っておくだけでも気持ちが楽になります。
1
話を聞く
いつから、どんな症状があるのか。月経の様子や、暮らしの中で困っていることを聞かれます。
2
ほかの病気がないか確かめる
似た症状の病気がないかを確かめます。血液検査などは、症状や診察の結果によって、必要かどうかが判断されます。更年期障害には決まった診断基準がなく、ホルモンの値も参考の一つとされています。
3
治療や対処を相談する
ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、気分の症状が強いときの薬など。体調や持病、希望に合わせて、医師と一緒に選びます。
受診の前に、メモしておくといいこと
いつから、どんな症状が、どのくらいの頻度で続いているか。眠り、ほてり、気分の波、肩や首のつらさ。最後の月経の時期。飲んでいる薬やサプリメント。短い時間の診察でも、伝えたいことを伝えやすくなります。
Our role
整体にできること、
できないこと。
整体がしないこと
- 病気の診断
- 更年期障害の治療
- 医療機関の治療の代わり
肩の休憩室がすること
- 肩や首、呼吸、お腹の力みを確かめる
- 身体が休める条件を、一緒に探す
- 必要なときは、医療機関への相談をすすめる
迷ったら、まず医療機関へ。
「婦人科に行くべきか迷っている」と相談されたとき、僕はいつもこうお伝えしています。まずは病院、婦人科、かかりつけの医院で診てもらってください。そして、整体を受けてもいいかどうかも、そこで判断を仰いでください。
病院で「受けて大丈夫」と言われた。診てもらって、特に異常はなかった。そのうえで、最善の注意を払って施術を行い、身体の様子を一緒に見ていきます。
医療機関への相談を優先しながら、身体を休ませるための補助的な選択肢。それが、更年期の不調に対する肩の休憩室の立ち位置です。
Q&A
よくあるご質問
我慢できるくらいなら、
行かなくてもいいですか?
我慢できるかどうかで決めなくて大丈夫です。国の調査でも、受診しない理由で最も多かったのは「医療機関に行くほどのことではないと思うから」でした。つらさが続いている、気になっている。それだけで、相談する理由になります。
何科に行けばいいか
分かりません。
まとめて相談するなら、婦人科です。かかりつけの内科があれば、そこで相談して、必要な科を紹介してもらう方法もあります。
婦人科では、必ず内診や
血液検査をしますか?
必ず行うものではなく、症状や診察の結果によって、必要かどうかが判断されます。不安なことがあれば、受診のときに遠慮なく聞いてみてください。
治療中でも、
整体を受けられますか?
まずは主治医に、整体を受けてもいいか確認してください。受けて大丈夫と言われたら、治療中であること、飲んでいる薬、今の体調を事前にお伝えください。主治医の指示がある場合は、そちらを優先します。
整体で、
更年期の不調は良くなりますか?
整体は、病気の診断や治療をする場所ではありません。肩の休憩室では、医療機関への相談を優先しながら、肩や首、呼吸の力みを確かめ、身体が休める条件を一緒に探します。更年期の不調への効果をお約束するものではありません。
Series
更年期シリーズ
全4回。気になるところから読んでください。
- 01更年期になると、なぜ肩こりや首こりを感じやすくなる?読む
- 02更年期の「頭がぼんやりする」は何?読む
- 03更年期になると、なぜ眠りが浅くなる?読む
- 04更年期の不調は、どこに相談すればいい?この記事
REFERENCES
- 木山智義「更年期症状・更年期障害について」鳥取県 更年期障がいオンラインセミナー資料, 2023. pref.tottori.lg.jp
- 厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査 基本集計結果」2022.
- 寺内公一「更年期障害とホルモン補充療法のパラダイム・シフト」日本産婦人科医会 第208回記者懇談会資料, 2026. jaog.or.jp
Contact
相談を、
先延ばしにしないで。
まずは医療機関へ。そのうえで、肩や首を休ませる時間がほしくなったら、肩の休憩室を思い出してください。予約の前の質問だけでも大丈夫です。
肩の休憩室|Tokidoki整体
名古屋市昭和区/
完全予約制・完全個室
この記事は、更年期の不調の相談先に関する一般的な情報です。個別の症状について判断するものではありません。肩の休憩室での施術・情報提供は医療行為ではなく、病気やけがの診断・治療・予防を目的とするものではありません。症状が続く場合や体調に不安がある場合は、医療機関の受診をおすすめします。

