腕が上がらない。それ、五十肩かもしれません
腕が上がらない。
五十肩かもしれない方へ
名古屋市昭和区で肩を専門に見ている整体の考え方をお伝えします。まず医療機関での確認が必要な場合についても、あわせてご案内します。
まず、医療機関での
確認が必要な場合があります
- 転倒や事故のあとに、急に動かなくなった
- 肩の形が変わって見える
- 肩が赤く腫れて、熱を持っている
- 発熱をともなっている
- 腕に力が入らない、しびれが強い
- 夜間の痛みが日ごとに強くなっている
五十肩と呼ばれる状態のほかにも、腱板の損傷、石灰沈着、関節の炎症など、肩には医療機関での評価が必要な状態があります。特に外傷のあとや、急に動かなくなった場合は、まず整形外科での確認をおすすめします。
「整体で何とかなりますか」と聞かれたとき、まず病院へ、とお答えすることもあります。私にできることと、できないことを分けておくのは、肩を専門に見る者として大切だと考えています。
同じ「五十肩」でも、
今どの段階かで変わります
五十肩(四十肩)と呼ばれる状態は、一般に次のような経過をたどると言われています。
強く痛む時期
動かさなくても痛む、夜間に痛みが強くなるといった状態が出やすい時期です。この時期に無理に動かそうとすると、かえって状態が長引くことがあります。
動きが制限される時期
強い痛みは少し落ち着くものの、動く範囲が狭くなる時期です。日常動作でどこまで動かせるか、無理のない範囲を確認していくことが大切になります。
少しずつ戻る時期
動きが戻り始める時期です。ここで動かさずにいると、範囲が戻りにくくなることもあります。反対に、焦って強く動かすことも避けたい時期です。
「絶対に動かさない方がいい」
という一律の答えはありません。
腕を上げる動きは、
肩だけで起きていません
私は15年、肩や首の不調に向き合ってきました。その中で感じているのは、肩が動きにくくなっている方は、肩以外の場所も一緒に固まっているように見えることがある、ということです。
腕を上げる動きは、肩の関節だけで起きているわけではありません。肩甲骨が背中の上を滑るように動き、その土台である胸郭が呼吸に合わせて動き、背骨や骨盤がそれを支えています。
- 腕を上げる瞬間に、息を止めていないか
- 胸やお腹が固まったままになっていないか
- 首や顎に力が入っていないか
- 反対の腕や、足元の状態はどうか
こうした点を見ていくと、肩だけに仕事が集中している状態が見えてくることがあります。
「肩が痛いのに、
なぜ足を見るんですか」
当院では、肩の相談で来られた方でも、必要に応じて次の3か所の状態を確認することがあります。
「肩が痛いのに、なぜ足を見るんですか」と聞かれることもあります。当然の疑問だと思います。
これは「五十肩の原因は足です」と言いたいわけではありません。足元に触れた状態で、もう一度腕を動かしていただく。それで動く範囲や痛みが変わるのか、変わらないのか。その場で確かめるためです。
変化がなければ、そこにこだわりません。別の場所を探します。理論に身体を当てはめるのではなく、目の前の身体の反応を見ていきます。
これまで、腕がほとんど上がらない状態の方を見させていただくことがありました。
その中で感じているのは、肩が原因とは限らない、ということです。肩以外の場所を確認したときに、動きに変化が出ることもありました。反対に、まったく変わらないこともあります。
経過や反応は人によって異なります。同じ状態でも、同じようには進みません。だからこそ、その都度確かめながら進めています。
腕が上がりにくい方に、
伺っていること
- 朝起きると、顎が疲れている
- 気づくと歯を食いしばっている
- 夜中に足がつることがある
- 頭がぼんやりする日がある
- 体重は変わらないのに、下腹だけ出てきた
また、身体がだるい、寝ても疲れが抜けない、急に不調が増えたといった変化が、同じ時期に重なっている方もいます。
肩とは関係のない話に聞こえると思います。実際、それぞれ違う要因が考えられますし、単純に結びつけられるものでもありません。
ただ、身体は足元から頭まで、影響し合いながら動いています。いくつかの変化が同じ時期に重なっているなら、それは身体のどこかに負担が集まっているサインかもしれません。
一度ですべてが変わるとは
考えていません
目指しているのは、今より少し動きやすくなること。そして肩だけで頑張らなくてもいい状態に近づくことです。
ご相談の前に、
よく聞かれること
まず状態を確認させてください。必要に応じて医療機関をご案内することもあります。その判断からでも大丈夫です。
強く揉んだり、無理に動かすことは行っていません。身体の反応を見ながら進めていきます。痛みの強い時期は、特に慎重に確認します。
状態によって変わるため、最初から回数を決めることはしていません。その都度、今の状態を見ながらご提案しています。
肩専門なのに、
肩だけを見ない理由
なぜ肩の相談で足元やお腹まで確認するのか。
どんな場所で、どんな考え方で施術しているのか。
今の身体の状態を知るところからでも、十分です。
まずは、相談だけでも
腕が上がらない状態は、不安だと思います。このまま動かなくなるのではないか、と考えてしまう方もいます。
今の状態が整体で対応できる範囲なのか、それとも先に医療機関へ行くべきなのか。その判断のご相談だけでも構いません。
「この状態でも見てもらえますか?」という段階のご質問でも大丈夫です。今の身体の状態を知るところからでも、十分です。
P.S.
『完璧』じゃなくていい。生活に支障がないなら、まずは数分から。決めた日だけでも、やらないよりずっといい。パーフェクトな生き方なんてどこにもない。でも、自分にとって『よりマシな選択肢』は、いつだって選べるはず。
『よりマシな選択肢を、今日も。』
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