『頭蓋仙骨療法と脳脊髄液循環の臨床的展望』【第5部:実践・セルフケア編】「構造×化学」の融合と、究極のゴール「整体要らずの生活」へ
頭蓋仙骨療法と
脳脊髄液循環の臨床的展望
〜原因不明の不調を紐解く
心身のネットワークと整体の力〜
「構造×化学」の融合と、
究極のゴール
「整体要らずの生活」へ
「食事や姿勢に気をつけているけれど、なかなか続かない」
「健康のために完璧にやらなきゃ、と自分を追い込んで疲れてしまう」。
もし今、そんな風に自分を責めながら不調と向き合っているなら、もう肩の力を抜いて大丈夫です。これまでの連載では、脳脊髄液の循環、全身を繋ぐテント構造、内臓の膜の記憶、そして画像に写らない不調の真実について紐解いてきました。最終章となる第5部では、当院が目指すゴールと、日常で実践できる「構造×化学(食事・ケア)」、そして心身を整えるための「マインドセット」についてお話しします。
「構造×化学」の
融合
第3部で「泥だらけのスポンジ」の比喩でお話しした通り、まずは施術でアトラス(首の付け根)や仙骨のロックをゆるめ、「栄養を吸収しやすい腸」をつくることが土台になります。この構造を整えたうえで、日々の食事(化学)を見直していくことが、身体を整えていく一つの鍵になります。
とはいえ、いきなり完璧な食事制限をするのはハードルが高いもの。それでも当院の患者様には少しずつその大切さが伝わり、無理のない範囲で「グルテンフリー(小麦を控える)」に挑戦したり、「質の良い油」を選ぶ方が増えてきています。
「痩せ型で太りたいのに太れない。血糖値スパイクによる体調不良にも悩んでいる」という患者様がいらっしゃいました。施術で身体の土台を整えた後、食事の際の「食べる順番」を意識し、「小麦と質の良くない油を控える」というセルフケアを地道に続けていただいたところ、少しずつ筋力と体重が増加し、全身に広がっていた慢性的なコリが、局所的なものへと集約されていく変化をご報告いただきました。
洗い流した「脳のゴミ」を体外へ排出するための「こまめな水分補給(白湯など)」については、当院の患者様の意識がとても高く、言わずとも実践してくださる方が多い印象です。
「気づく」ことこそ、
最大のセルフケア
自律神経の要である仙骨を守るためには、「仙骨座り(ずっこけ座り)」を避け、良い姿勢を保つことがすすめられます。ただ、デスクワークや立ち仕事で忙しい現代人が、1日中正しい姿勢を意識し続けるのは、正直なところとても難しいものです。
当院では、「姿勢を正したからといって、明日すぐに劇的な変化が起きるわけではない」と正直にお伝えしています。それでも、患者様ご自身の「意識」は確実に変わっていきます。
「今、崩れているな」と気づけるようになる
全く気にしていなかった状態から、崩れに気づける自分に変わっていくこと自体が、大きな一歩です。
1日に数回、ハッとして姿勢を正す
「ずっとキープする」のではなく、「気づいてリセットする回数を増やす」ことが、続けやすいセルフケアになります。
「ここが本来の位置なんだ」と納得できる
頭と身体で理解し、腑に落ちていくこと。これが、セルフケアとして立派に機能している証拠です。
究極のゴールは、
「整体要らずの生活」A LIFE WITHOUT NEEDING US
私は常々、「整体とは、脳の矯正である」とお伝えしています。骨や筋肉を一時的に整えるのではなく、脳脊髄液の循環をうながし、脳のバグをリセットすること。そして、自分自身の身体の正しい状態を、脳に再認識させること——それが当院の施術です。当院は定期的なメンテナンスとしての整体をおすすめしていますが、私が目指す「究極のゴール」は、患者様が『整体要らずの生活』を手に入れることです。そのための最終的な結論は、「習慣」に行き着きます。習慣を変えることがいかに難しいか、現場で痛いほど理解しているからこそ、施術だけでなく「習慣化するためのマインドセット」もサービスの中に組み込んでいます。
完璧じゃなくていい。
よりマシな選択肢を、今日も。
長年不調に向き合ってきた皆様へ。連載の最後に、お伝えしたいことがあります。
「完璧」じゃなくていいんです。生活に支障がないのなら、セルフケアはまずは数分からで構いません。毎日できなくても、自分で「決めた日」にやるだけでも、やらないよりずっといい。パーフェクトな生き方なんて、この世界のどこにもありません。でも、自分にとって「よりマシな選択肢」は、いつだって選べるはずです。
「よりマシな選択肢を、
今日も。」
整体を受けることも、セルフケアをすることも、食事に少し気をつけることも、心を落ち着かせる時間を作ることも。どれもパーフェクトじゃなくていいんです。ほんの少しの「よりマシな選択肢」を増やして、自分のペースで、健康を手に入れていきましょう。
あなたのココロとカラダを整え、あなたがあなたらしい人生を歩むための止まり木になること。それが、名古屋市昭和区の『肩の休憩室』です。いつでも、ここであなたをお待ちしています。
動画・音声でも、
聴いていただけます
よくあるご質問
食事の改善を勧められましたが、忙しくてなかなか続きません。
毎日毎食、完璧にこなそうとしなくて大丈夫です。「今日は食べる順番だけ意識しよう」「週に3日だけ小麦(パンや麺)を休んでみよう」といった、無理のない「よりマシな選択肢」から始めてみてください。当院では、ライフスタイルに合わせた実践しやすいアドバイスを一緒に考えます。
デスクワーク中、気づくと背中が丸まって仙骨座りになってしまいます。
お仕事に集中しているのですから、姿勢が崩れてしまうのは自然なことです。大切なのは「ずっと正しい姿勢をキープすること」ではなく、「あ、今崩れているな」と気づいてリセットする回数を増やすこと。1日に数回でも姿勢を正す習慣ができれば、それは立派なセルフケアの第一歩です。
究極のゴールが「整体要らずの生活」というのは本当ですか?
はい、本当です。当院の目的は、患者様に一生通っていただくことではなく、ご自身の力で「脳のゴミ」を洗い流せる状態に近づいていただくことです。いずれ習慣の力で健康を維持できるようになり、「最近、肩の休憩室に行かなくても絶好調だな」と笑ってくださる日が来ることが、私にとって何よりの喜びです。
全5部、
読み返す
連載はここで完結です。お読みいただき、ありがとうございました。気になった章は、いつでも読み返していただけます。
読んでくださり、
ありがとうございました。
ここまでの5部が、少しでもあなたの身体を見る目を変えるきっかけになれたら嬉しいです。次は、実際にお身体に触れてみませんか。
名古屋市昭和区・完全予約制の施術室で、お待ちしています。
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